頭鍼療法による喘息の治療法
- 2016.04.19
- 施術と信頼関係づくり
喘息の患者さんは非常に辛いですね。季節とか、特に低気圧の時とか、秋口の台風の時とか、喘息の方は、天気予報で報道されないうちにわかっちゃうというくらい、デリケートなんです。
喘息の方っていうのは、薬物を使ってる方が多いですね。喘息は鍼治療で十分に効果が出ます。
診断のポイント
診断してみると、脊柱、特に胸椎のところによく反応が出ます。別に胸椎を見るんじゃないんですよ?首の診断で、胸椎のところを見ると、よく出ています。だから、頭の、胸椎のポイントに鍼を打ってあげる。即効性もあって、非常に効果が高いですね。頭の鍼は、私はASPというフランス製の鍼を打って置き鍼しています。
パイオネックスみたいなものを貼って持続してあげる、という方法もありますね。そうすると、かなり効果は持続します。
喘息の辛い症状も改善する
治療に来た晩から良くなってよく寝られる、といわれます。喘息の方はひどい時は眠れませんから。眠れないというのは、本当にかわいそうですね。
特に、小さいお子さんの場合は効果が早いです。
成人の方は、長く喘息を患っている方は大変な思いをしていらっしゃいます。喘息で咳をしすぎたりして、肋骨骨折っていうのもおきます。実は、骨折にも頭鍼療法は非常に治癒効果が高い。骨折については、またの機会にお話しします。