頭鍼療法による脳神経疾患の治療法
- 2016.03.16
- 施術と信頼関係づくり
これは、先生たちも多く扱ってご存知だと思いますけれども。
まず、発症してすぐは、治療に来てくれない。大体が、病院に行って、リハビリやって、治らないで出てきて、 来られるんです。その時には、すでに筋肉は低下している。車いすだと全く足が動かなかったり、腕も動かなかったりする。麻痺したままなんですね。手を広げよーっていったって、開かない。
鍼を打つと、手が開くんです
診断をしますでしょう?出た1番強いところに鍼を打つんですよ。
どんどんどんどん症状がよくなっていく
肩が固まっているのが、腕が上がってきて、手を挙げられるようになるんです。自分の麻痺した手で、頭をかくことができるようになるんです。てことは、お風呂でシャワー浴びたりとか、頭を洗うことができますよね。今まで片手でだったのがね。それから、お箸が持てるようになったりする。
歩行も、ま足で歩行してますけれど、足首がきちっと底屈背屈ができるようになる。そうすると当然、歩行が楽になります。最初からいっぺんでなくとも、車椅子だったのが、立って、装具を付けて歩いたり、杖をついて歩いたり、できるようになるんです。だんだんだんだん、歩行器から一本の杖で歩くことができるようになるんです。
なるべく、一本の鍼で効果を上げてみたい
そのために、私は栄養状態を見るんです。難病の方、パーキンソンの方なんかもね。そのとき、顕微鏡で血球を見るんですよ。添加物や、アレルギー反応を見てみるんです。生の血球と乾燥した血球、両方見るんです。そうすると、その方の生活が非常によく血液に出ているんです。
いつも栄養状態が悪い人やネガティブな人は、血液の血球がギザギザしているんです。ところが、健康な人、いつも気持ちが前向きな人、いつも感謝の心を持って明るいことを言っている人は、血球がきれいなんです。
患者さんを指導をしながら、そういうことをライブで見せていく。そうすると、その人が変わっていくんです。どんどんどんどん相乗効果が出ます。