なぜ頭鍼療法は交通事故の後遺症（裂傷、骨折、打撲）に効くのか？

交通事故で傷を負ったり、手術して縫ったりしますね。その後遺症にも頭鍼療法を効くのか？これは傷が早く治癒するんです。鍼をすると、治癒力が高まるんです。

交通事故の後遺症が治癒した面白い症例

骨折が治った例を紹介します。主訴は違う症状で来られたんですけれど、実は指が何年も前に骨折した方がいます。ずっと指が曲がらなかったらしいんです。そのことは全然言わず、他の主訴で頭に鍼を打って治療したんですね。

鍼を打った後、待合室で他の患者さんを診ていて、時間になってさぁ抜きましょう、ってなった。そしたら、その方が「先生、指が曲がらなかったのが曲がるんです」って言うんですよ。

ただ、人差し指が親指までつかない。人差し指と親指の間が1センチぐらい開いていたんですけどね。でも曲がるだけで驚いていたんです。こんなことあるのか、って。

次の日また来て、頭鍼療法をやったんですよ。そしたらピタっとつくんですよ。ピンチ（親指と人差し指の２本でつまむ形）ができるんですね。

骨折して何年も指がつかなかったから本人も家族も驚いた

何年もつかなかったものがつくもんだからね。ご家族の方もびっくりしたらしいんです。なんで鍼ってそんなに効くの？って。

これは、脳の中で何かブロックしていたんでしょうね。それが解除されたんでしょう。

頭鍼療法は例のように打撲や裂傷や骨折の治癒力を高める

私は骨折の方を今まで何人も治療しています。股関節の頸部骨折などでも、治癒力が非常に速い、ということを長年やっていて感じます。先生方も是非、頭鍼療法を勉強してみてください。