頭鍼療法による頭痛の治療法
- 2016.07.20
- 施術と信頼関係づくり
今回は頭痛について。
頭痛といっても、偏頭痛もあれば、全体的に痛い重い、それから吐き気まで、もよおすようなケースがあります。これは、私は意外と難しくなく効果を出せるんです。
頭鍼療法による頭痛の治療
私は頭に打つ鍼が専門です。まず首で診断したら、すぐにおかしい所がわかります。その反応点が頭のどこに出ているか。
針を1本打って「どう?」って聞いてみるんです。すると、「なんか効いてきたな」とかね。もし「まだ痛い」ってなったら、もう一回診断してみて、ここだなと又、鍼を打つんです。
頭鍼療法の安全性
頭っていうのは、頭蓋骨と頭皮との間の1ミリ位しか入りませんので安全です。特別に太い血管も、その辺りは無いですから。
例えば、プロレスなんかで頭をボーンとやられて血が出ても、あれは何ともないんです。見た目は汗をかいてるから、いっぱい流れていますけどね。非常に安全な場所なんです。
体に打つ鍼よりも安全性は高い
体の肩などに打つと、却って肺がそばにありますので、悲境が起きたりだとかもあります。まあ、腕のいい先生は、そういうことはないでしょうけれど。万が一、間違って肺に入っちゃったり、内臓に出血をしたり、神経に打っちゃって却って痛くなったり、っていうことがあったら大変ですから。
頭に打つ鍼の場合、非常に安全です。もちろん脳は大事なところですが、頭蓋骨で覆われていますので安全なんです。頭蓋骨の外側の皮膚のところに打つ。これが頭痛に非常に効果が高いんです。ぜひ、試してみたらいかがかな、と思います。