治らない患者さんの特徴③汗をかきたくない

治らない患者さんの特徴③汗をかきたくない

今回は治らない患者さんシリーズその③。「汗をかきたくない」っていう、そういう方がいらっしゃるんです。

これはどういうことか?っていいますと、汗って体の中に入った毒素を出すのに非常に良いんですね。排毒するということですね。ところが汗をかきたくない、という方はどうなるか?

汗をかかないとどうなるか?

運動したくない=体を動かすことをしない。座ってるだけ。お年寄りだったら寒いところならこたつに入っているんですかね。都会だったらソファーに座ってずっと1日中テレビを見て動かない。

これは、やっぱり免疫力を落としますね。それから、どうしても体を使っていないと低体温症になりやすい。だから、筋肉を使って体温を上げる。免疫力を上げて病気に対する抵抗力をつける。そうしないと、やっぱり治りにくい、っていうことなんですね。よくそういうふうにお教えするんですけれど、なかなか嫌だと。

「先生、じゃあ何を運動したらいいんだ?」っていうと、まぁ私が1番にあげるのはスクワットです。「スクワットをゆっくりでいいからやってごらん」っていうんですね。

お年寄りにオススメ・簡単スクワットの方法

おトイレに行ったときスクワット方法があるんです。もらしちゃうといけないから用を足してからがいいですね。ゆっくりと、便座にお尻がタッチする寸前であげたり、またつけたり、っていうのを5回でも10回でもいいからやってみる。そういうことを指導しているんですよ。

お年寄りで、もし大変だったら壁がありますから。日本のトイレだったら手が届かないほど広くないでしょうから壁を持ってね。安定した状態で正しい姿勢で、膝がつま先より出ないようにして座ってやってみましょう、っていうね。手を使いますと今度は腕の筋肉も使いますので、両天秤でお年寄りにはいいですね。

若い人はそこまでしなくてもちゃんとしたスクワットをやっていただきたいと。汗をかいてもらいたい、ということですね。どうぞあなたも試してみてください。

YNSA藤沢操体鍼療所 TEL:0466ー23ー3781