頭鍼療法による高血圧症、低血圧症の治療法
- 2016.04.29
- 施術と信頼関係づくり
これは非常に多い疾患でしてね。血圧高い方って、めちゃくちゃ多いでしょう?これは多くしちゃったからです。
要するに基準を下げたんですね。本当は血圧150だって安定していればいいんです。けれども、血圧140や130も全部、高血圧症ということにしちゃったんです。
なぜ高血圧症とされる人を増やしたのか?
なぜか?っていうとカラクリがありましてね。薬を出すことによって医者と製薬会社が儲かるんです。
薬を出して高血圧の薬を飲むことによって、脳梗塞の確率って非常に高くなる。それから、認知症アルツハイマーなどの確率が高くなる。それは、もうちゃんとデータが出ているんです。だから、できれば我々鍼灸師は来られた患者さんに薬じゃない方法で治療してあげたいですよね。
なぜ頭鍼療法は、高血圧症や低血圧症に効果があるのか?
頭に鍼を打つことによって脳に教えてあげるんです。鍼を打つと血圧は安定して落ち着いてきます。血圧は乱高下が一番怖いんです。血圧140でも150でも安定していればいい。高い数値での安定でも、いいんですよ。株と同じですね。逆に上下の差があるのは怖い。ふらついたりしますね。それから不安感が募ります。
けれど、鍼を打つと上下の変動がなくなっきて安定してきます。
高血圧の要因としては、精神的なものも、かなりあります。ドクターのところにいったら、急に血圧上がったという方がいらっしゃる。これは精神的になものも原因ですね。
1日の中でも血圧のバラツキって結構あるんです。運動なんかしていたら結構出ます。高重量のウェイトトレーニングでもしていたら、とんでもなく高い数値になっていると思います。
治療には食事療法が大切
高血圧症はそう簡単に消えないですね。だから治療には栄養が大切なんです。血管も筋肉です。筋肉を養ってあげるような十分なタンパク質が必要ですね。それから、コラーゲンを作るために、ビタミンCだとかビタミンB群を取ってあげる。食事療法はかなり血圧にもいい。他の病気にためにもいいですね。
我々はまず、頭のポイントに首の診断をして鍼をきちっと打ってあげる。
それから、食事の指導。合わせてやると効果が早いですね。