プールに入ることによる危険性
- 2017.08.11
- 習慣づくり
先日患者様がプールに入った後に熱が出たので来院されました。
夏真っ盛り暑い日々の中プールに入りたくなる人も多いのではないでしょうか、他にも膝の痛み腰痛に効果的と進められてプールの中を歩く人もいますね。
プールの危険性
人は本来プールに入るべきではないです。プールの中は非常に汚染されていまして、我々がプールに入ると皮膚や髪の毛などが大体1回の尿量くらい剝がれます、下痢をしている人が入れば大腸菌で一気に汚染されますから、下痢は収まっても20日位はプールに入っちゃだめですよ。夏場は特にお腹を下している方も多いのでそういう方が入る汚染されたプールは大変危険です。
プールに入る際体をきちんと洗ってから入る人はなかなかいない、まずざっとでも良いから体を洗ってから入ってほしいですね。
これだけ汚染され危険なプールですから当然プールを管理している会社は高濃度の塩素で消毒しますがそれでもすべての菌が死なず一部残ってしまいます。私もプールの水を飲む経験をした事があります、皆さんの中にもいらっしゃると思いますがこの時塩素で死なない菌が感染したら非常に危険です、最悪治療の施しようがありませんから。
危険なプールの対策は?
プールに入っていいことは一つもないんです。膝が痛い腰が痛いなら土の上を歩けばいいのです。プールに入って感染症や皮膚炎、結膜炎を起こす危険性を冒す必要はありません。
出来れば入らないほうが良いですが学校の授業とかどうしても入らなければいけない場合は先ず体調を崩した人が入っているプールには入らない、体をきちんと洗って目はゴーグルをして水を飲まないように気を付け出た後も体をしっかりと洗う。
対策をしていても体調を崩すことはあります、その場合は当院までご相談ください。
治療家だけじゃなく患者さんも読んでわかるように書いています。
どうぞ、よろしくお願いします。