頭鍼療法による四十肩、五十肩の治療法
四十肩と五十肩の治療について。これは非常に多いですね。最初なんか痛くても「そのうち治るだろう」と放っておく人が多いんです。
「いや、これそのうち治るんじゃないか」と思って、1週間たっても痛くて、だんだんだんだん痛くなって、寝ていても痛いと。
治療法が実はない
これは整形で治ったっていう例は、あまり聞かないんですよ。いろいろ肩を回したりとか運動療法をしたりとかするんですが、それよりもっと良い方法があるんです。それは、頭にあるスイッチに鍼をちょっと刺すんです。
頭に鍼を刺すっていうと、怖い、と思うでしょう?ところが、脳っていうのは頭蓋骨で守られているから一番安全なんです。
頭鍼療法による四十肩、五十肩の治療法
例えば左側の四十肩、五十肩で上がらないという場合。
私はポッと診断点の脳のスイッチを押すんです。「手を上げてごらんなさい」って言うと、手が上がらなかったのがスーッと上がってくるんですよ。もうちょいだね、って言って又ちょっとずらして触ってみると。
で、こうやってみたら?って言うと、スススススーッと上がっているんですよ。あ、これかーって言って、そこに鍼をちょこっと刺すと。刺して、もう一回腕をあげさせるんです。そうすると「先生、全然違います」と。「これだったら治ったみたいです」と。
頭鍼療法の治療の経過
でも、8割くらい改善されて2割ぐらい残っているんです。でも、本人にとってはすごく楽になった感じなんです。それで、30分ぐらい置いておくんです。いい情報を脳に覚えさせちゃうんです。すると、もう戻らないで感じが良くなるんです。
数回やれば大体、四十肩五十肩は治っちゃいます。特に若い方だとか、筋肉がある方はもうほとんど戻らない。ただ、これが60代70代で五十肩みたいになるとちょっと肩の筋肉が落ちちゃってないので、若い方よりは時間がかかりますけれども。それでも、かなり良い効果があります。