せっかく治療しても効果の出ない理由②希望がもてない

せっかく治療しても効果の出ない理由②希望がもてない

治療院に来てくださった方が、せっかく時間を費やしてお金をかけて来られたのに、なかなか良い効果が出ない理由。

この第二弾として「希望が持てない」っていうんですかね。治療をしていても「本当によくなるだろうか?」って常に疑って、希望を持たないんですよ。

目標を設定して改善計画を伝える

ご自身で目標を設定しますよね。「そのためには、こうやって1つずつ上がっていきましょう。いっぺんに飛び越えるのは無理ですから。」ってね。こうやって改善していくんです、と。

けれど、改善していく、ということが本人はどうも理解しにくくて、いつまでも「ここが調子が悪い」とか「しびれている」とか「痛い」とかね。「麻痺してる」とかって常に言うんですよ。ところが、実際は最初に来られたときより良くなっているんですよ。

良くなってきていることを見える化させることが1つの方法

1. 外側の変化を見える化:WEBカメラの使用

だから、私はWEBカメラっていうもので撮影して、カルテの中に全部入れちゃってるんです。そして、最初のカルテを見せてあげるんです。「あなたは来た時こういう感じだったよ。見てごらんなさい。こういう治療をして1ヶ月たったら、こんなに変わってるじゃないですか」って。

だたら、先生たちもWEBカメラを使うのは、お勧めですね。小型のものを、どこかに取り付けて。ただ、遠隔は撮りにくいですね。けど、近くだったら撮りいいですから。結構、撮れますよ。私はモニターのところにつけて、時にはそばに持ってきて使っています。

実際に治療したところをプリントアウトして見せたり、お渡しするんです。こういうふうにして、なるべく希望を持たせるような方法を取っているんですね。良くなってきてるんだ、ってことを実際に視覚化・見える化させるってことが、1つの方法ですね。

見えないと、言葉だけとか感覚ではちょっとズレがあって、なかなかうまくいかないかもしれませんから。目で見える方法はお勧めですね。

web_camera

2. 内側の変化を見える化:顕微鏡の使用

他にも顕微鏡でいろいろな状態を見ます。血液を見て、モニターで出して、「あなた、最初に来た時はこんなひどく汚れた血液なのに、今はこんなに綺麗じゃないですか」って。現に変わってきてるんだから、もっと希望を持って治ると思ってやってきましょう、ってやっています。

あなたのご参考にもなればと思います。

YNSA藤沢操体鍼療所 TEL:0466ー23ー3781