頭鍼療法について
- 2017.07.04
- 施術と信頼関係づくり
今回は頭鍼療法について。頭鍼は頭に鍼をするんです。けれども、ただ打つんじゃなくて、診断をして悪いところのポイントに鍼をします。
頭鍼療法による治療法
事例1
例えば五十肩で肩が痛い、上がらないっていう場合も、頭にポイントがあるんです。ポイントに鍼を打って、どうなった?って聞くと「楽に上がりますね」と。
それからテニスエルボーみたいに肘が上がらない、肘の曲げ伸ばしで痛みが出たときにも頭の肘のポイントに打ってみる。そうすると負荷かけても痛くない、とかね。
事例2
腰が痛くても、捻挫でもそうなんです。捻挫で歩けなくて来られたかたも、ポッと打ったら腫れはすぐには引かないけれど痛みは消えていくんです。効果は持続します。
リウマチのかたでも、指も痛い、手首も痛い、足も痛い、そのもポイントに打っていくと見事にその場で痛みが消えていきますから。その場で、ですよ。
頭鍼療法でできること、むずかしいこと
ただ、腫れや関節の壊れたものは、そう簡単には治りません。でも腫れはだんだんなくなっていって薬から離れられますのでね。そういう点では負担がかからなくていい。
頭鍼療法の一番のメリットとは?
身体に対する負担が少ない、っていうことが頭鍼療法による1番のメリットでしょうね。
即効性があって安全。持続性がある。手軽、ということもあります。
お洋服を脱がなくていい。普通の鍼灸院に行くと脱がなきゃいけないんです。頭ですから「腰を拝見ていうの恥ずかしいわ」っていう、そういうのがないんですね。
ネクタイをちょっとはずしてもらって緩めてもらうくらいでいいです。首で診断するものですから。だから女性の方も余計なところは触りませんので首と腕だけですから恥ずかしくもない。男女がいても服を脱ぐことがないので問題がないですね。
かなりメリットとしてはある。
患者さん自身も早く効果が出て快適な生活が送れる。改善率も高いですね。戻りが少ない。よいところだらけです。頭鍼療法ってすごいですね。
治療家だけじゃなく患者さんも読んでわかるように書いています。
どうぞ、よろしくお願いします。