自然治癒力を引き出す頭皮鍼の治療「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」その6
- 2017.03.13
- 施術と信頼関係づくり
今回もまた私の師匠、山元敏勝先生の本の中から。先生は「一本の鍼で麻痺を治したい」っていうのが有名なんです。本当に凄い先生です。体っていうのは元々「治ろうっていう力」があるんですよ。それを引き出すのが頭の鍼、YNSAの頭皮鍼療法なんですね。
頭皮鍼による治療効果
頭の鍼というのは非常に安全でして。頭はどこを刺しても大丈夫なんですよ。体とは違って頭蓋骨で守られているから安全なんです。肺に入っちゃうとか腸を打っちゃうとか、神経をやっちゃうとかとは違いますので、非常に安全な方法です。
診断で反応が出た頭のポイントにちょっと鍼を刺すだけで、例えば麻痺した手が治ったりとかね。パーキンソンの震えが改善されたりとか、っていうことが起こるんですね。
人間に備わる自然治癒力
人間は治ろう治ろうっていう力がありますでしょう?そこにちょっと働きかけてあげるんです。古代ギリシアの医者、ヒポクラテスがいいましたよ。「われわれは生まれながらにして100人の名医がいる」と。その名医を働かせればいいんですけれど。とかく西洋医学の方にいって安易に薬で何とかなるだろうと。
西洋医学と東洋医学の違い
ところが、薬で治療すると100人の名医が働いてくれないんですよ。自然的な鍼のようなものの方が効果が高いんですね。薬っていうのはイコール毒ですから。だから「薬は毒」って思った方がいいんですね。ただ救急の場合は別ですよ。そりゃ命がかかっていますからね。手術や薬物も必要ですよね。
だけどそうでない慢性の疾患。これには薬物は効かないですよ。できれば東洋医学。特にYNSAという頭皮に鍼をする治療法。いろんなポイントに反応が出ていますから、出ているところに打ってあげると100人の名医がぐっと動いてくれて良くなるんですよ。ぜひお困りの方来てみてください。