なぜ頭に鍼をするのか?
- 2017.06.09
- 施術と信頼関係づくり
頭鍼療法といって頭に鍼をするんです。
「なぜ頭に鍼をするんですか?腰が痛いのに腰にしないんですか?」とか「肩が上がらない、肩が痛い、肩にしてよ」っていう方が多いんですね。
他の鍼灸院ではそういうやり方をしていますけれど、私どもではYNSAという、山元先生という方が考案された頭鍼療法をやっております。これは非常に良い効果が高くて即効性があるんですね。
パーキンソン病の治療事例
まず、頭皮に打つ鍼は体の中で1番安全なんです。頭蓋骨があってそれ以上入りません。1ミリも入らない程度です。
頭皮にはいろいろセンサーがありまして、診断して反応が出ているところにパッと打ってやるとあっという間に効くんです。だからパーキンソンの方が手を震えていてもね。あるポイントに指を置くだけで手の震えが止まるんです。「先生、そこに指を置くと手の震えが止まるよ」っていうところ。そこに鍼を打ってやるんです。もちろん個人差はありますが、そうすると持続性が高くて効果が高い。そういう感じなんですね。
頭鍼療法はどんな疾患によいのか?
これはいろんな疾患に使えるんです。脳性麻痺、脳梗塞とか、パーキンソンとか、リウマチとか、その他いろんな疾患ですね。特に痛みに対しては効果が早いです。
例えば指が曲がって痛い。指に鍼するって痛いでしょうね。ところが頭に打つのだったら痛くない。フォーカルジストニアみたく指が動かないのにもいいし、関節リウマチの痛みにもいい。最近は線維筋痛症っていってあちこちに痛みが出る疾患がありますけど、こういうものにも非常にいい、っていうことですね。
頭鍼療法の改善率は?
改善率はかなり高く、早いし、安全です。お洋服を脱がなくていいからお座りになったままでやれる。診断と治療が非常に早いので、よろしければお試しください。お待ちしております。