鍼灸師の悩み【パーキンソン病、リウマチ】難しい疾患の対処法
- 2016.01.08
- 施術と信頼関係づくり
鍼灸の先生の一番の悩みは、難しい疾患に対応できないということ。
パーキンソン病などの脳神経疾患だとか、リウマチとか、そういう患者さんを対応できるようになると集客にもつながるからいいですよ、と以前の記事で書いたけれど、最初重症な方はどのくらい目安か難しいんです。例えばパーキンソンの方とかね。今日は重症な方の対応について。
その時は、これは例えば一ヶ月単位とか、10回、20回という単位で測りましょうと。でないと私もわからない。
でも、あの人は多分早く良くなるかなあーと思う人がいる。今来ている大脳皮質基底核変性症、パーキンソン症候群を示す神経変性疾患の一つね。もう打った感じでね、わかる。
反応がいい人と鈍い人がいるんです。反応がいい人の方が、その治す力が強いっていうこと。
鈍い人は、薬物をやっているっていうのがある。薬に頼っているということね。だから、薬物療法の人って意外と鈍い。薬をいっぱい飲んでいる人は効きづらい。脳がやられている。薬でごまかしているから脳が効いてくれなくなる。だから、素直な人がいい。「なるべく不自然なものは体に入れちゃいけませんよ」って言うでしょ。まぁそんなこと言うと製薬会社に敵視されてしまうけど。暗殺されないようにしないと・・。
でも、お医者さんは薬と検査で収入を得ているわけです。それがないと、彼らはやっていけないわけ。だから、なるべく治らない方がいい。治さないために薬を沢山出すわけです。そうすると、永遠に慢性疾患と言ってず〜っとやっていけるわけ。薬を飲んでいれば確実に健康状態は下がっていくわけです。飲むたびにね。だから、リュウマチなんかでも薬で治った例が1例もない。
だけど、うちに来ているひとは良くなるんですよ。みんな治っちゃう。
治るっていう希望が出たら、わたしもリュウマチ、わたしもリュウマチなんて人が出てくる。「ここへ来たら、こんなに良くなったわ」なんて喋ってくれる。そしたら「あぁそうなんだ、わたしもやってみよう」となる。だから、混んでいるといい。暇だとダメだね。
患者さんたちが駆け引き無しでしゃべってくれる。私が「良くなりますよ」と言うより経験者が「良くなりますよ」言った方がいいのは、あなたもわかるでしょ?患者さんが言ったら、絶対じゃないですか。お客さんの声がね、生の声が一番いい。だから、来た人は家族に紹介して、家族みんな来ちゃうんです。
昨日の夫婦も、奥さんが旦那さんを連れてきて、実は子供が欲しいんだけど、リュウマチで今薬飲んでいる。もうだいぶいいんじゃないの、って言ったら「でもね、できないんです」と。じゃあもうちょっと、脳の問題や、自律神経の問題なんかもあるから、そちらは気長にやってごらんなさいと。セルフケアはこういうふうにした方がいいですよと、教えるわけです。セルフケアグッズのツールを使ったりね。私が特注で作った秘密の道具ね。患者さんのほとんど、7割ぐらいの人が持っているんだけど、難病のひともこれを使っている。痛みが改善する。だからって治療に来ないわけじゃない。
患者さんが自分でケアできる道具を教えると患者さんが来なくなるんじゃないか?と思うけど、そんなことはない。
こういうのを教えることによって、患者さんが「あの先生は親切だ」と思って来てくれる。
重症なひとは血液を見て、栄養状態なども見るんです。血球がどういう状態か見る。あまりにもひどい血球だったら、食べ物を変えなきゃダメですねと。じゃないと、鍼だけやっていても効果は出ませんよと。
血球は、大体3ヶ月ぐらいで変わるかな。1ヶ月ぐらいでちょっと変わって、3ヶ月だと赤血球なんかが変わるんです。ちゃんと言った通りのメニューで、食事をしたり、運動をしたり、嫌なこと考えたりしないで、いつも感謝を持って生活して、楽しいことやっていれば、もう血液が全然変わってくるからと。嫌なことばっかりだと、血液が悪くなるから。
ところが、楽しかったり、希望があることや明るいこと言ったり、自分はついてると言ったりすると、血球が生き生きしてくる。本当にそうなんですよ。