頭鍼療法による動脈硬化症の治療法

頭鍼療法による動脈硬化症の治療法

動脈硬化症は知らないうちに進んでいきます。動脈が若いうちは筋肉は非常に柔軟なんですけれどね。ただ、若くても硬くなってる人もいるんです。非常に危険ですね。

内皮が硬くなったり、外皮が硬くなったり、動脈自体の硬さがあります。これは健康と大いに関係があるし、老化とも関係します。

動脈が固いと老化が進む

いろんな臓器や脳なんかも全部ダメージが出てきます。だから、いつパッと逝くかわからないですね。心臓に出るのか脳に出るのか。脳疾患が非常に多いですね。

脳の場合は脳に障害が出ますが、すぐには死なないんです。心臓だとコロッと逝っちゃいますけどね。もう、あっという間です。これがピンピンコロリで逝っちゃえばいいんですけどね。脳がやられていつまでも生きていると、周りの人が大変ですからね。

診断は、AGEs(エイジス)の値を見る

それにならないためには、AGEs(エイジス)、要するに終末糖化を測ることが大事ですね。測るとよくわかります。頭鍼療法で診断をしてどう変わっていくか、っていうのをAGEs(エイジス)の値で見られるといいですね。

大抵、実質の年齢よりもかなり老化した年齢が出ます。ちなみに私はそのAGEs(エイジス)が、30歳くらい若いんですよ。若い数字に出るっていうことは当然、血管も若いし、それから老化もしにくい。だから、皮膚も若くいられるんです。シミとかシワとかが出にくいですね。

終末糖化という危険なもの

糖化は危険。どうしてもタンパク質とくっついちゃって、悪さをします。癌なんかの原因もそうです。その他の脳疾患、パーキンソン病も糖化ですからね。これ今、1番問題になっているんです。すべての疾患に共通するものです。これをいかに排除するか。

だから、どうしても頭鍼療法だけで治療するのが難しいと言う場合はあります。鍼だけではね。

これを私は勉強をしています。これは、実は遠山塾で教えます。そういうシステムがあります。日本の鍼灸師は、もうちょっとこういう、西洋医学的な方面の治療技術も取り入れていった方がいいですね。