頭鍼療法の顔面神経麻痺の治療法
- 2016.03.31
- 施術と信頼関係づくり
顔面神経麻痺、ベル麻痺ですね。麻痺が起きた側の、顔面筋のコントロールができなくなった状態のことです。麻痺の原因は脳内にあります。
末梢神経の麻痺は、麻痺が起きている側(患側)が垂れちゃって、麻痺が起きていない側(健側)が引っ張られます。中枢神経の麻痺もありますが、末梢神経の麻痺が多いでしょう。飲み物、水なんかを飲もうとしても、口のはじから落ちちゃいますね。顔面神経麻痺は、年間相当な数の患者さんがいます。
顔面神経麻痺は、女性は非常に辛い
うちのYNSA藤沢操体鍼療所は、特に女性の患者さんが多いんです。恥ずかしいから、顔を覆って来院されたりします。三叉神経痛もそうなんですけども、顔面神経麻痺っていうのは顔が変わっちゃいますのでね。女性は非常に辛いんですね。
頭鍼療法は、顔面神経麻痺に非常に早く効果が出る
でも、早ければ早いほど治りは早いです。だから、できれば発症してすぐ来ていただければいいんですが、普通は脳神経外科とかにいってから、来られますね。なので、ちょっと治療が遅れますが、それでも十分、頭鍼療法は効果が出ます。
治療のポイント
顔面神経麻痺も、腕の診断、首の診断をして、脳の状態を見てあげます。腕のどこに出ているのか。大脳に出ているのか。大脳に出ていれば、大脳のエリアに打つということですね。
なるべく短期間で卒業してもらうためには集中してやったほうがいいですね。私の経験上、その方が高い効果があります。