頭鍼療法による花粉症の治療法
- 2016.03.10
- 施術と信頼関係づくり
今ちょうど花粉が飛びだして、全国的に花粉症の患者さんが増えていますね。目がかゆいとか、鼻水が出るとか。
鼻の中がかゆい、喉がかゆいと、耳までかゆい、って言う人がいる。穴という穴がかゆい。非常に辛い思いをしていますね。
今回は頭鍼療法による花粉症の治療法について。
花粉症は鼻呼吸できるように鍼を打ってあげる
夜は呼吸ができなくて口呼吸になる。でも、口呼吸になると免疫力も落ちてしまいます。だから、鼻呼吸できるようにしてあげましょう、というので鍼。
診断はもちろん、首と腕の診断で反応が出ているところ。必ずしも反応点は鼻に出るわけではないんです。例えば幹(かん)に出ていたりとか。または小腸に出たりとか。意外と、腸のトラブルの時にアレルギー疾患て多いんです。
小腸、目、鼻を診る
だからそのあたりを丁寧に診て、小腸に出ていればそこにアプローチしてあげる。その時には頭の中の12脳神経の小腸点に打ってあげる。
目がかゆい、って言う場合には、目の感覚のポイントに売ってあげる。それから、パイオネックスのパッチを貼ってみる。
鼻の場合も、鼻水を止めるのにいいですよ。意外と目と鼻っていうのは、1センチ位の間隔でありますからね。パッチを4個ぐらい貼れば、もうその場で変わってきます。これはかなり効率が良いし、短時間で効果が出るのでお勧めです。
セルフケアを教えてあげる
ご自分で頭を刺激してごらんなさいって、ポイントを教えてあげるんです。刺激すると、夜寝るときも楽だよ、ってね。花粉症っていうと、予防としてマスクとかするでしょう?でも、それより腸を整えたほうがいいんです。あとは、花粉症改善に効果がある食べ物を食べること。それについては、また書きます。