頭鍼療法によるヒステリーの治療法
- 2016.07.22
- 施術と信頼関係づくり
今回はヒステリーについてお話しします。ヒステリーっていうのは男もいるんです。女性だけの疾患じゃないんですね。
こういう人は、おそらく脳内ホルモンのバランスが悪いんですよ。
頭鍼は脳内ホルモンが出るスイッチ
僕らは診断すると「あー、こういうところが、こういうところに出てるな」ってわかるんです。私は頭に鍼を刺すんですけれど、脳は頭蓋骨で守られているので安全です。頭蓋骨と頭皮の間に1ミリ程、ちょっと刺すだけなんです。「あ、ここだ」っていうスイッチがあるんです。
頭鍼は脳内革命を起こす
実は、脳内の神経伝達物質のデータを調べてみたんです。ここだ、というスイッチに鍼を刺しますでしょう?鍼を刺すと、視床下部にパッと入って、一瞬にして神経伝達物質が放出されるんです。
- βエンドルフィンが一瞬にして2.19倍。
- 脳幹部にあるセロトニンが2倍。
- 松果体にやるとメロトニンが1.2倍。
- ミトコンドリア(ATP)が5倍
だから、頭に鍼を打つ、っていうのは脳内がすごい革命を起こすんですね。脳の中に打つわけじゃないんですよ?頭の頭蓋骨の外に頭皮があって、髪の毛があって、そこに、ちょっと刺す。そのスイッチを押してやると、ホルモンの出が良くなるんです。
嘘のように精神的な状態が安定したりイライラがなくなったりする。ストレスで参っている人やカッとくるような人が静かになるんです。本当に、その人らしいものを取り戻すができるんです。
頭鍼は体に刺す鍼より効果が高い
これ、私は非常に効果があるんじゃないかと思って、ずっとやっています。そしたら、やっぱり患者さんからお聞きしても効果が高いと。体に刺す鍼より、いいみたいですね。脳内ホルモンが出やすい、スイッチなんです。
もしお困りでしたら、おいでください。お待ちしております。