なぜ難病患者に置き鍼をするのか?

なぜ難病患者に置き鍼をするのか?

「脳疾患とか難病の方によく置鍼をしますよね」こうスタッフがよく聞くんです。

通常の鍼をやった後、抜いて置き鍼っていうのやるんです。実は髪の毛の中だと通常、置き鍼のテープが貼れないものですからフランス製のASPっていうのを使うんですね。ASPはやってる方少ないんですけれど。これを打ち込んでおくんです。

なぜASPをやるのか?っていうと、鍼で良い効果が出た、その効果を持続させよう、っていうことなんです。

ASPの効果

普通ぎっくり腰みたいなものだと鍼治療で終わっちゃうんですが、難病の方そういう方たちはそう簡単にはいかないんですね。

鍼の効果を持続させるため置鍼をするんです。ASPはテープがいらないので髪の毛の中でもパッと入れられるんです。入ってる間は効果が持続するということで、私の所ではフルに使っております。

海外でASPが使われている理由

このASPはフランス製で輸入が最近は非常に難しいんです。日本国内では作ってないんですね。海外ではフランスでもドイツでも使われている。アメリカでは陸海軍の軍人たちがみんなこれを持っているんです。なぜか?っていうと瞬間的に痛みを取る方法として使われているんです。

例えばピストルのタマが当たったり、腕や手足がもげてモルヒネが効かない、っていう時に使うくらい、強烈に効くんですね。これは面白いので私はもうずっと使っております。あなたも参考にされてください。

どのような疾患に効果的か?

ただ一般の鍼灸院ではASPはないです。ほとんどのところが使っておりません。私のところではありますので、もし気になるような疾患、慢性でなかなか治らない、っていうことがあったらおいでください。薬物よりも効きます。効きます、っていったらいけないのかな?まぁ効果があります。改善の効果がありますので、ぜひお試しください。


【YNSA藤沢操体鍼療所 TEL:0466−23−3781】
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『てっぺんのはり奇跡力』

治療家だけじゃなく患者さんも読んでわかるように書いています。

ヒトは「脳」で治る!
・遠山が長年やってきた様々なこと
・患者さんとのコミュニケーション
・こういう疾患に頭鍼治療は良いですよ、ということ
・新しい治療機器のこと

・考え方や病気のとらえ方について

どうぞ、よろしくお願いします。