頭鍼療法による肝機能障害の治療法

頭鍼療法による肝機能障害の治療法

肝機能障害は意外に多いですね。これは薬物の影響があるでしょうし、通常摂っている食事の問題があります。

今、野菜は薬がたくさん使われています。環境問題の中の薬物、それから加工食品。我々はどうしてもこういうものは避けるわけにはいかず、摂ってしまうんですね。それで、肝機能障害が起きる。そこへ、毒性の酒やタバコ、そういうものでかなり肝臓は参っている。

だから、我々は食事のことや栄養学を勉強して、鍼だけではなく、栄養療法というものを指導していくべきでしょうね。

頭鍼療法による肝機能障害の診断と治療のポイント

診断をすると、肝機能のところ、肝や胆のところによく反応が出ています。反応が出たところの頭のポイントに鍼を打っていく。どう変わったか、変化を常に見ながら指導をしていってあげる。

排毒の仕方

排毒の仕方っていうのは1番よく排毒するのは「汗」なんです。だから汗をかかせる。夏場はよく汗をかきますが、冬場はかけないでしょう?それから運動の嫌いな人は汗があまり出ないっていう方がいますよね。

いかに汗を出させるか、っていう排毒の仕方を我々は教えたほうがいいですね。肝機能障害の人は特に汗をかかせてあげる。それから、なるべくお水をいただいて尿や便を出す。でも、1番効果が高いのは汗なんですよ。

食事の指導

一日の食事の仕方、それから栄養学の治療をしてあげる。食べ物ではブロッコリーとブロッコリースプラウトを摂ると、効果的に排毒します。これはアメリカのロバート・ギブソンていう医者がよくやっている、間違いない事実です。

普通は、重金属だとか、水銀だとか、アルミとか、鉛だとかを排毒するのは非常に難しいんです。でも、それがブロッコリーやブロッコリー・スプラウトはできる。ポイントは、生で食べる事なんですよ。先生たちも、もし良ければご自身で経験として食べてみてください。