患者さんのやる気、モチベーションアップの方法は?
- 2016.01.10
- 施術と信頼関係づくり
よく、お味噌を仕込むときとか、お酒を仕込むときとか、モーツァルトを聴かせるといいって言うでしょ?「酵母菌も生き物だから、素晴らしい音楽は酵母菌にも良い効果を与える」ってね。味がまろやかになる。
植物も、植物の前で残酷なことすると枯れるって言うじゃない。みんな、見てるんだよね。だから、やなこと言ってると、ダメだよ。楽しいこと、明るいことを言ってると、いいんですよ。
だから、「治るよ」って言ってると、患者さんもね、あー、この先生にかけてみようかなってね、一生懸命やれるんです
治るって希望がでるとね、患者さんが、言ったメニューをしっかりやってくれるどうだった?って聞くと、「先生、変わりました。これこれこうなったんですよ」なんて、話してくれる。
「先生に言ってなかったんですけど、わたし実は便秘だったんです。けど、便秘がすごくよくなりました!」とかね。冷え性だったのが変わった、とかね。いろんなことを言ってくれる。
長期で来てくれてるひとは、免疫力が上がる
風邪をひかなくなる。先日来たヘルペスのひとなんかはね、「先生のところに来たらヘルペスも治るから」なんて言って来た。痛くて寝られなかったらしいんだ。
今痛いの?と聞いたら、今は痛くないんだと。じゃあ今日は眠れるね、と。眠れなかったら、明日電話ちょうだい、ってね。そうすると大体、眠れるよ。遠山先生がそう言うんだったら眠れると。気分よくね。
患者さんは一杯いる
普通、鍼灸に来る人って整形外科的な人が多いんだけれども、うちの場合は、上から下まで何でもです。眼科的な患者さんも多い。目の悪い人とか、疲れている人とか、ドライアイとか。そう言う人、今多いじゃない。あと頚椎。スマホとかを、下向いて見てるじゃない。ノートパソコンもね。目や首の悪い人一杯いるんだよ。
だからね、患者さんは一杯いるよ。
大体パソコンやってると内臓が圧迫されるから、内臓も悪い。ずっと座っているから、腰は悪いし。肩は凝るし。運動しないし。ほぐさないし。それから、じっとしているから、エコノミー症候群みたいに循環系が悪くなるじゃない。
だから、歩いている人全部患者さんだよね。あの人たちを、どうやって呼び込むかだよね。