パーキンソン病の初期と末期の治療法の違い

パーキンソン病の初期と末期の治療法の違い
YNSA藤沢操体鍼療所は、難病と言われている脳疾患のパーキンソン病、叉はパーキンソン症候群の方が来ております。その中でも、効果がいい人と悪い人がいるんですよ。その違いは何でしょう?

早ければ早いほど治療効果は早い

一般的に、鍼治療に来る人っていうのは、医者に長くかかって数年経ってから来られる方が多いんですね。もうどうしようもなくなって、年齢も高い人ですね。

一方で、年齢が若く、発病してから早めに来られる方。こういう方との治療効果の差は、すごいんです。

どんな病気でもそうなんですが、特にパーキンソンというのは、どんどん生活の質が落ちてきます。生活の質が落ちる前に来られると、非常に早く良い効果が出るんですね。

司令塔の脳にアプローチする治療法

脳っていうのは司令塔ですから、頭の脳のポイントにそこにちょちょっと鍼をすると、本当に良い効果が出るんです。

今現在、鍼治療に加えて、米国製の「アルファスティーム(ALPHA-STIM)」っていうものを使って、パーキンソンに非常に良い効果をあげています。

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これを耳に挟んで脳に直接、働きかけるんですね。頭に鍼を刺してアルファスティームをかけると非常に効果が高いです。

初期と末期の治療効果の違い

特に、発病からそんなに何年も経っていない方だったら良い効果がどんどん出ます。歩き方も良くなるし言葉もしっかり話せますね。

ところが、時間が経っている方の場合は、かなり時間を要します。状態を少しずつ変えていくのには時間がかかる、ってことです。だから、早ければ早いほど、効果が出るのは早い。

ただ、鍼やアルファスティームで良くなるってことはなかなか知れ渡っていないものですから。それは、我々の鍼業界ももちろん、いけないんでしょうけれどね。

パーキンソンというのは病院に行ってもなかなか治るものじゃないですから。ぜひ一度、鍼治療(頭鍼療法)とアルファスティームにチャレンジしてみてください。