症例〈ふらつき〉

症例〈ふらつき〉

ここのところ、ワンコインイベントの様子やあいうえお雑談が続いておりましたら、読者の方々から疾患症例のお話をしてほしいと要望がありました。
早速ご要望にお応えいたします。

歩行時のふらつき

歩行時のふらつきがあって、階段は手すりにつかまらないと怖くて上れない、と。

脳疾患の後遺症の方が一番多いですね。
脳出血や脳梗塞、その他にも多系統萎縮症や小脳疾患というのが理由ですね。

私のところでは、頭にある脳の反応が出ているところに鍼をして治療します。
少し時間はかかりますが、諦めないでやっていると改善に向かいます。
不思議なことに1回目の治療では、結構効果がよく表れるんです。
2回目、3回目と重なってくると大きな変化が感じなくなってしまうんですね。
良くはなっているんですが、ご本人の感じ方としては薄くなってしまうことがあります。
完璧にふらつきがなくなる、というところまでいくには時間がかかりますが諦めないで治療すれば、きっと改善します。
もしお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひお出で下さい。