なぜ30分以上同じ姿勢でいてはいけないのか？

パソコンやスマホを見てると、首がどんどんどんどんどんどん前に出てストレートネックになっていっちゃうんですよ。すると、肩の緊張が出たり、背中の緊張が出たりする。体も前かがみになるから猫背になって、いいことがないんですよ。

パソコンやデスクワークをやっているとき、タイマーを30分セットしておくんです。30分たったらリラックス、って決めて、１回立つんですね。立って体全体をゆるめるんです。

ゆるめて楽にしておいて、またパソコンに向かう、っていう形です。

だから、絶対に30分以上はパソコンに向かわない、ってことですよ。なぜか？っていうと人間の歴史上、こんなに長時間座っている生活ってなかったんです。つい最近の話なんです。

パソコンやスマホが普及しちゃったために、こんな症状が起きますよ。

・目も悪くなる

・姿勢も悪くなる

・肩も凝る

・内臓も、どうも食欲がなくなったりする

これは、長時間座って緊張して、ずっとストレスをかけっぱなしだからです。だから、30分、タイマーでも時計でも、いいんですよ。

鳴ったら途中で仕事をそのままにして、パッと立ち上がってリラックスしたり、肩を上げたり下げたりする。それから、ちょっとした運動やストレッチをやったり、首を回したり、っていうことを必ず取り入れるんですよ。

そんなに長くやらないっていいんです。もう数分やればいいんです。そして、また仕事をやるんですよ。30分たったらぽーんと立って、ストレッチをやる。これを続けてると、眼精疲労、猫背、肩こりに意外と効果が高いですね。

これは、アメリカのペーパー博士が教えてくれたんですけれど、これはなかなかいいなぁ、と思って私も今やっているんです。

ただ、仕事中、患者さんを診ているときに、30分経ったって鳴ったからって立つわけにいかないんで、終わってからやります。でも、1人の患者さんをやった後に、必ず1回は立っているんですよ。歩いたり動いたりも、しますね。

それをやっていないと、ずーっと座りっぱなしでやっていると、やっぱり良いことは無いですね。

・循環器系も悪くなる

・脳の働きも悪くなる

・ホルモンの出も悪くなる

・全体的に筋肉量もどんどん落ちてくる

だから、エコノミー症候群じゃないけれど、座りっぱなしは絶対に良くないんですね。最高30分経ったら立って、リラックスしたり、ストレッチをやったり、いろんなことをやってみてください。数分でいいんですよ。

これをやっていると、疲労感が取れたり、肩こりが取れたり、目の疲れも取れます。ぜひ、あなたもやってみてください。

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