山元先生はどうやって頭鍼の効果を実証したのか?「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」その7
- 2017.03.14
- 施術と信頼関係づくり
私の師匠の山元敏勝先生の本の中に、どうやって鍼の証明したか?っていうのが書かれているんですよ。これが面白いんですけれどね。先生宮崎にお住まいですからね。お庭が広くて、お野菜を植えているんですね。
キャベツあるでしょう?キャベツの茎に鍼を刺すんですよ。刺した方と刺さない方ではどんな違いがあるか?
鍼を刺したキャベツ、刺さないキャベツ
刺した方と刺さない方では生育が違うんです。刺した方のキャベツはどんどん生育して大きくなって、美味しいんですね。同じ太陽を当てているんですよ?だけど鍼を刺さない方より刺す方がいいと。
これが例えばヨーロッパの方達に「鍼はこれだけの効果があるよ」っていうことを証明するのには非常に説得力がある、ということをいってました。
実は今日本の農業高校でも(私が知っているだけでも2校)例えばトマト、きゅうり、なすとかの野菜の茎に鍼を刺していくんですね。刺すことによって非常にいい野菜ができるっていうね。発育が早いとかね。
発育を促進させるんでしょうね。だから、我々の頭にもちょっと鍼を刺すことによって今まで痛かったものが消えたり、麻痺していたものが動けるようになったり、っていうことが起きるんですね。そのほんのちょっとしたことで。
鍼を刺したお魚の話
よくお魚なんかでも、鍼を刺して生きたものを仮死状態にして九州にあったものを築地まで持ってくる。鍼を抜けば生き返って泳ぐ、というね。だから鍼っていうのは非常にいろんな面で食の方でも使われていると。
頭鍼療法と西洋医学
治療の面では日本は遅れているんですよね。どうしてもそこが西洋医学とうまくいかない、っていうことですね。でも、ずいぶん(西洋)医学の先生も協力してくれるような時代になってきました。特に頭の鍼に関しては先生たちも協力しているくれる方が増えてきています。
だから、これからはいろんな痛みがあっても決して諦めることなくおいでください。早ければ早いほど、なんでも改善しやすいですから。ぜひお困りの方はおいでください。
YNSA藤沢操体鍼療所 TEL:0466ー23ー3781