頭鍼療法の鍼の太さは?

頭鍼療法の鍼の太さは?

私は頭鍼療法っていう治療をしています。「鍼の太さってどのくらいなの?」「どれくらい刺さるの?」ってよく聞かれるんです。

頭鍼療法の鍼の太さ

今使っているのは0.25ミリというものですね。1ミリの4分の1。だから細い鍼です。でも一般的な鍼灸の先生からすれば、ちょっと太いですね。もっと細い0.2とか0.1とか使っている方もいます。

実は統合失調症の方には0.3ミリを使うんです。長さとして、私は30ミリを使っています。なぜか、っていうと、鍼体という頭皮に入れる鍼部分を持たないで、鍼柄っていう持ち手のところを持って打っているんですね。これが40ミリだと鍼体を持たなきゃいけない。そういうことで、衛生上の問題で30ミリにしています。

頭皮に入る鍼の太さ

その鍼がなぜよいんだろう?っていうと、その太さです。深さは頭蓋骨がありますので、1ミリ入るか入らないかなんです。頭は非常に安全な場所です。一般の方は頭に鍼をするっていうのは怖いと思いますけれど、大事な脳は全部頭蓋骨で守られていますので安全です。体に打たれるよりもよっぽど安全ですね。

実際反応が出ているところだけに打つものですから数多くは打ちません。平均的に10本ぐらい、多くても15本ですね。10本から7-8本が多いです。それで十分効くんですよ。

鍼を打つとどんな感じか?

頭に刺すと、まず本当にいい気持ちです。ただ、痛いところもあります。脇の方をやると痛いけれど気分が変わります。全身がリラックスして眠くなってくる。そういう効果があります。
鍼の太さは大体は0.25ミリ。深さは大体1ミリ以内です。ご参考にしてください。

てっぺんのはりそごう横浜店9階
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