治療時間は短く、単価は高く、満足度は高く
- 2016.01.16
- 施術と信頼関係づくり
治療時間は、問診と診断とで、初診だったら5〜6分
慣れたひとなら、ささっと終わっちゃう。あとは、30分くらい待っててもらう。自然と鍼が浮いて出てくるから、それを抜いてあげる。最後に「どう?」って聞いてあげる。そしたら「あ、楽ですね」って。ああ、よかったね、このままを維持させていきたいね、脳に覚えさせようね、って。だから、なるべく早いうちに来た方がいいけど、今度はいつ来る?ってね。
頭にいい状態を覚えさせれば、ネガティブなことを言わなくなるんです。だから、セルフケアができても、「先生に会いに行っていいパワーをもらおう」ってなる。みんな笑って帰る。だから、こっちはどんな理不尽なことをされてもおこっちゃいけない。私は一瞬、見たときは怖いけど、全然怒らない。道場でも怒ったことないんだよ。だけど、私が行くと、みんなピリッとなるわけ。なんか、急に硬くなってね。もっとリラックス、肩の力抜いてと。
肩の力抜かないと、技が上手くいかない
初心者って、みんな力が入るんです。ベテランだったら、全然力が入らない。鍼もそうなんです。力を抜いて打つんです。喋りながら打っている。全然リラックス。だから、患者さんもリラックスする。
先生が緊張していると、患者さんも緊張しちゃう。だから、そういうのを感じさせない。患者さんの心理状態をリラックスするようにしている。別に心理学とか習ったわけじゃないんだけど、無意識のうちにそうやっていた。長年の経験ね。
臨床の経験が長くなると、見ただけで悪いところがわかるようになるんです。
努力も、苦労も、なし!
頭が働かなくなっちゃうからね。思考が伸びない。だから、私の辞書には苦労という文字はないんです。
努力じゃない。じゃないと、お金が入ってこない。努力なんて、コツコツやったってダメよ。そういうものなんです。お金持ちを見てごらんなさいよ。みんな努力なんてしていないから。昼間からゴルフ行ってるじゃないですか。それでみんなお金を稼いでいる。だから、 苦労なんて一つもしていないんです。で、失敗もないね。失敗はない、成功しかない。