頭鍼療法によるフォーカル・ジストニアの治療法

頭鍼療法によるフォーカル・ジストニアの治療法
先生方の所にもフォーカル・ジストニアの方もよく来るんじゃないでしょうか?

フォーカル・ジストニアは、演奏家なら誰にでも起こりうる可能性がある難病ですね。原因は不明で、明確な治療法がありません。演奏家の音楽生命さえ奪ってしまう恐ろしい難病です。職業病の一種ですね。

私のところに来てるのは、ギタリスト、ピアニスト、バイオリニスト、やっぱりこういう方が多いですね。

なぜフォーカル・ジストニアの方がYNSA藤沢操体鍼療所に来ているか?

彼らは演奏が仕事ですので、フォーカル・ジストニアになって演奏ができなくなったら食べていけないんですよね。だから、非常に焦ってます。治療して早急にいい効果を出したいんです。

けれど、一般的な鍼灸院にいっても、なかなかあまり効果がない、っていわれています。

なぜフォーカル・ジストニアの方がYNSA藤沢操体鍼療所に来るのか?っていったら、この病気が頭鍼療法が非常に効果がある、というのをネットで見て来られるんですね。今はすぐネットで調べる時代ですからね。

治療のポイント

私はフォーカル・ジストニアの治療は結構、得意なんです。手根管症候群だとか腱鞘炎もね。診断すると、はっきりとどこを打て、っていう指標が出るんですよ。その指標の頭のポイントにポッと打ってあげる。それだけで、早い効果が出ます。

鍼を刺したら、すぐ指の動きをみるんです。指に負荷をかけてみたり、とかね。ギタリストはギターを持ってきてもらって、バイオリニストはバイオリンも持ってきてもらうんです。すると、鍼を打ったその場で確認できるでしょう?その場で確認できるから、納得するんです。納得させるっていうのは、我々治療家にとって1番、患者さんの信頼を得る方法ですからね。

患者さんが同じ楽団の方に紹介してくれる

治療してよくなると、同じ楽団に似たような症状の方がいたら必ず連れてきます。やっぱり、他の演奏家の方もフォーカル・ジストニアの方が多いみたいです。症状の強い弱いは、あってもね。だから、フォーカル・ジストニアの治療は一つ一つ実績を積み上げていくと、かなり患者さんを獲得することができます。