操体法①【脳神経で一番大事なのは?】
- 2016.01.28
- 施術と信頼関係づくり
私の施術は、YNSA鍼一本。その他に、健康面と食事の指導、操体法というのをやっている。
操体法ってのは体を気持ちいい方向にだけ動かす、っていう考え方です。
体を痛くない方だけに動かせば治る
例えば、五十肩とかあるでしょ?肩こった時、イテテテて、痛いじゃない。そのとき、痛い動きはしない。下げる分には、痛くないの。肩のラインより下なら、何をやっても痛くないんですよ。痛くない動きをすると、治るんです。そういうふうに、体はできているの。
だから、前かがみになると痛いけど、後ろに反ったら痛くないっていうのは、後ろだけやってればいいの。普通、体操っていうのは左右両方やるでしょ?やっちゃいけない。痛くない方だけに、動かせばいいの。痛い方に動かすと、悪化しちゃうの。
自己責任でやらなきゃいけないのは、まず呼吸。
呼吸は、自分の責任でしょう?他の人が代わりにやってくれないじゃない?だから、呼吸なんです。呼吸っていう字からわかるように、まず吐く。それから吸う。吐くことが大事。スーっと長い息を吐いて、そして吸うんです。
口呼吸はダメなんですよ。免疫力を落とすから。だから鼻呼吸。この世界で地球上で口呼吸できるのは、人間だけなんです。他の動物は絶対、口呼吸できない。犬がハッハッハッってやっているのは、ただ暑いからやってるだけ。全部、鼻呼吸なんです。だから、臭神経の鼻は脳神経の一番なんです。第一が、臭神経。人間、真っ暗闇に置かれたら何を頼りにするか?っていったら、臭神経なんです。鼻なんです。原始的な方法なんです。
第一が臭神経。鼻ということは、つまり呼吸ですよ、と。
アトピーなんか、鼻呼吸すると治っちゃう
ずっと子供のころからアトピーだった人が、うちに来る。ステロイド、薬を全部やめてもらうんです。そして「食べ物変えましょう」と。呼吸を鼻呼吸にして、長く吐きましょうね、っていうと、だんだん肌がきれいになっていくんです。女性だから、顔にアトピーが出ると、気になるでしょ?マスクしてると、その辺にいっぱい出ちゃうから。
あとね、一番辛いのが、かゆみで眠れないこと。あれどういうわけか、布団に入るとかゆみが出てくるんです。一晩中眠れない。もうろうとして薬局にいって、睡眠不足で仕事していると、いいことないじゃない。常にネガティブなことしか考えられなくなる。そこを変えましょうよと。あなた、医者に行っても、治してくれなかったでしょ、と。自分で治しましょうよ、と。治すお手伝いを私がしてあげますから、とね。
で、鍼をやったり、食事とか、運動とか指導してあげると改善するわけです。