なぜ、筋トレがうまくいかないのか?
- 2016.10.04
- 施術と信頼関係づくり
「どうも筋トレがうまくいかないんだよ」
よく皆さんから聞かれます。患者さんからもです。「先生は筋トレしなさい筋トレしなさいって言う。スポーツはやんなくていいよ。だけど筋トレはしなさいって言う。筋トレは教わった通りやるけれど、どうもうまくいかない。」
筋肉について教えてあげる
だから、筋肉を教えてあげるっていう事は1つの方法ですね。でも、先生方は筋肉を知っていますから。どうやったら、どういう収縮させたら効果が出るのか、っていうのがわかりますよね?
でも、一般の方は、例えば腹筋をやるとします。腹直筋や腹斜筋という筋肉は、やり方が違うわけですよ。そこだけでも、ちゃんとやり方を教えて、きちっと効かせ方を教えてあげれば、うまくいくんですよ。
だから、大腿四頭筋でもスクワットでも、ただパッパパッパとやってても効かない。大腿四頭筋は4枚ありますからね。内側の内側広筋だとか、外側の外側広筋だとか、真ん中の中間広筋だとか、ちょっとした角度を変えるだけで効くんですよ。それを指導してあげるんです。
一般的なスクワットだけではうまくいかない
それを皆さん知らないだけで、ただ一般的なスクワットでやってればいいんだ、と思うと実はうまくいかない。実はスクワットっていうのは大腿四頭筋だけじゃなくて、ハムストリングも強化されるんですよ。
昔の教科書だと多分、前面の筋肉だけ、っていってたんですけれど。実は、後ろ側の筋肉も同時に鍛えることができるんですね。だから、拮抗筋とかいってましたけど、実は、共働筋なんですよ。だから、膝をつま先より出さないで、ゆっくり沈んでいく。できればスローで。
実はスローってきついんですけれど、その分、筋肉にはしっかりと答えますから。何もうんと長くやることない。20分もやったらもうヘトヘトになりますよ。10分でもいいですよ。